親が私名義(子供)の家族カードを勝手に作っていた。

中学生の頃、学校から帰る際に自分の家のポストをあけたら、自分名義の全く身に覚えの無い、見慣れないクレジット会社からの郵送物が届いていた。

内容は「カード更新のお知らせ・家族カード●●●●様」のような内容だった。

まだ中学生という事もあり、クレジットカードというものが何なのかも分から無かったため、母にこれは何の郵便物か聞いたところ母はちょっとあわてた様子で「保険のカードよ!あなたには必要ないから、お母さんに渡しなさい」と言われ、なんのためらいも無くその郵便物を渡した。

約15年後。就職難の時代、私はようやく就職が決まって親に報告をした次の日、母が500万近くの借金をしているという事を父から宣告された。

しかも借金が発覚したのは二度目だという。一度目は祖母にお願いしてなんとか返せていたものの、二度目は、クレジットカードの便利さが故に使ってしまった事や、家事が面倒で外食が多い生活をしていたツケが回った。

借金の内容は、全部「生活費」の借金だった。更に母は実は片目が見えていないと言ってきた。借金と病気が一気に押し寄せた。

更に両親の離婚問題も度々起こり、家庭はグチャグチャになり始めていた。結局、家族で頑張って返そうという事になり、私は月々10万円を返す役割となった。

ボーナスや賞与があった月は、なんとかあるだけ返した。今現在、あと少しで返せる状況だけど、税金も上がり、正直、生活は苦しい。

中学生の時に見たあの家族カードは、借金の上限を上げる為だけの私名義のカードだった。

親にそんな事でカードを作られたなんて正直、悲しかった。

私は母と同じ事はすまいと思っていたものの、会社生活や将来の不安にかられるストレスから、好きなものや美味しいものにどんどんカードを使ってしまい、母と同じような状況になっていった。

50万を超えたあたりで、やっと正気に気がつき、自分の行いを本当に責めた。現在、退職したばかり。

なのに借金50万。現在、就職活動中。本当にバカとしかいいようが無い、私の話。

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